毎年、柴島高校では2年生の「協働(総合的な探究の時間)」で、「校内改革」を実施しています。この取り組みでは、まず、生徒が校内を改善点を見つけることから始めます。その上で、グループワークで練り上げた「校内改革案」のうち、すぐれた3案をPTA役員の方にプレゼンをします。採用された案は、PTAのご協力のもと予算をいただき、実現していくことになります。
今年は、「学園の森をかえよう」という案が採用されました。柴島高校には、校舎からグラウンドに至る道が「森」(名称:「学園の森」)になっており、様々な樹木が植えられています。とても良い環境ではありますが、夜になると照明がなく、グラウンドでの部活動を終えた生徒が暗い中通る必要がありました。そこで、「学園の森」にソーラー発電の照明を設置するという案になりました。
今年度の「協働」では、SDGs(持続可能な開発目標)についても学んでいきました。SDGsを達成できるような校内改革ということで、「クリーンなエネルギー」で「住み続けられる街づくり」というSDGsに合致する校内改革案ということでソーラー発電の照明を設置する案となりました。
業者の方からもご提案いただいたソーラーランタンを設置しました。炎が揺れるような明かりで、幻想的な雰囲気になりました。暗くなるのが早い冬季限定の設置となりますが、新たな柴島高校の名所ですので、一度ご覧ください。