大阪府立柴島高等学校のWEBページにアクセスしていただき、ありがとうございます。 令和3（2021）年4月1日付けで着任いたしました森田正良でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

1975年、多くの方々の熱い期待のもと、本校は誕生しました。創立以来、「一人ひとりの違いを認め、互いを尊重し合える人間関係の中で、自分の持てる力を最大限に伸ばす」ことを教育の柱として歩んできました。

また、1996年には、大阪府で最初の総合学科高校として再スタートし、総合学科ならではの多様な選択科目と本校独自のコアカリキュラムにより、将来、社会で生きていくために必要な資質や能力を養成する取組を進めてきました。さらに、2006年には「知的障がい生徒自立支援コース」が設置され、2018年からは「通級指導教室」が始まりました。障がいの有無にかかわらず、それぞれの生徒が「ともに学び、ともに育つ」という経験を積み重ねることで、共生社会の実現に寄与できる豊かな人権感覚を育んできました。

今後も、「生徒一人ひとりを大切にし、それぞれの“力”を最大限に伸ばしていく学校」をめざし、以下の4点を重点目標として、教育活動を展開していきたいと考えます。

①違いを認め合い多様性を尊重する人権教育・集団育成の取組を進めるとともに、様々な課題を抱える生徒への支援を行う。
②「知的障がい生徒自立支援コース」及び「通級指導教室」の設置校であることも踏まえ、「ともに学び、ともに育つ」教育をさらに推進する。
③総合学科のシステムを活用し、それぞれのニーズに応じた教育内容を提供することにより、生徒の進路実現をサポートする。
④コアカリキュラムをはじめとする様々な取組により、思考力・判断力・表現力や主体性・協働性を育成する。

未来を担う人材を育成することが柴島高校の大きな使命です。そのため、生徒と教職員が一丸となり、全力で取組んでまいります。 今後とも本校の教育活動に対しまして、よりいっそうのご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。