教育方針
柴島高校の歩むべき基本方向を、憲法と教育基本法の精神にのっとり、教育方針として次のように定める。
1.地域・父母の教育要求を正しく受けとめ、いっさいの差別をゆるさない人間の教育をめざす。
2.生徒を集団としてきたえていく中で。とりこぼしのない教育を実現する。
3.すべての教育活動をつうじて、生徒の科学的な判断力を養うとともに、健康の保持・増進をはかる。
本校は、一人ひとりを大切にする教育を創立以来の目標としています。社会で主体的に 生きていくための学力を育てる「コアカリキュラム授業群」、自分だけの時間割を作成するなかで主体性を育てる「総合学科システム」、そして一人ひとりが自分らしさを持って生きていくことを可能にする「多様性尊重の取組」が本校の特色であり、常に変化する今日の社会のなかで「他者と協働しながら『未来を変える力』」を育むことを目標にしています。
柴島高校の歩むべき基本方向を、憲法と教育基本法の精神にのっとり、教育方針として次のように定める。
1.地域・父母の教育要求を正しく受けとめ、いっさいの差別をゆるさない人間の教育をめざす。
2.生徒を集団としてきたえていく中で。とりこぼしのない教育を実現する。
3.すべての教育活動をつうじて、生徒の科学的な判断力を養うとともに、健康の保持・増進をはかる。
柴島高校の教育の根幹は、「人権」教育にあります。一人一人を大切にする教育を創立以来の目標としてきました。一人ひとりの違いを認め、ともに自分を語り合う。学校開きやクラスミーティング、託すHRなど、本校独自の多様性を尊重する取り組みは、今でも先輩から後輩へバトンが受け継がれています。誰もが安心して過ごせる空気感、それは柴島高校にしかない伝統の証なのです。
AIの進化や多様化するこれからの社会で生きていくためには、自身の未来を具体的にイメージし、主体的に学ぶ力が必要です。本校では、言語能力や読解力、人間関係調整力など、コアカリキュラム授業群を中心に社会人としての基礎的な力を身につけます。また、総合学科ならではの選択科目の中から自分だけの時間割を作成することで、主体性を育むと同時に自分らしさを見出し、進路実現を可能にします。
総合学科の選択科目は魅力です。しかし、柴島高校に来る目的をそれだけにしてしまうのは残念です。部活動や学校行事、委員会やボランティア活動、決して楽しいことだけではない活動にも目を向け、使命感を持って行動することが大切です。それらの中にこそ喜びと感動があり、ひいてはその経験が進路実現に繋がります。
自分に何ができるのかを考え、学校や地域社会に貢献できる人間になってください。そして、柴島の温かい空気の中で他者とともに協働し、社会を変えるため、未来を創るために、主体的に行動できる人になってください。